アルケスの雨

あなたは愛するすべてとなってわたしをよろこばせる

2023年7月の日記 ~思考の川と直感のきらめき、そして蠍座の考察

 

・思考を観察するクセをつけたら、「思考を止めよう」というよりも、川の流れのようにいつもそこにあって意識とは別のもの、なにか外側の、景色(世界)のようなものだとわかった。わたしはその川に浮かんでいる観測ブイのようなもの。自分はブイであると自覚し続けることの方が大事なんじゃないかと思うようになった。

 

・思考の川を観察しながら水面に光を見る。直観の光、意図の光。一瞬先にこの人が何をするかがわかって、それについていく。逆に、そことのズレが「乱数」なんだなということも理解した。やっぱり小我は「お付きの運転手」でしかない、大我が体験したいと告げる行先にきちんとお連れしよう。ちゃんと職務を遂行し、奉仕したい。ぴかぴかに車窓を磨いて、ふかふかの座席で、快適な旅になるように…一人二役

 

・肉体が夢占いで車として表されるのもより納得した。たしかに旅のために必要な移動手段だし、守ってくれる殻のようなものでもある。愛車。メンテナンスもしよう。

 

・一見相反しているように思われるアイディアの、それぞれの核心を見てそれらが本当は相反することなく両立可能であると気づかせるのが好きだ。そういうことが仕事にいかせたらいいな。

 

・「木漏れ日のような人になる」と書いたけど、ロンドンのあの光と風のような人になるというのもいいなと思った。すべてを輝かせる強くて美しい光線と、あの目が覚めるような冷たく澄んだ空気を運ぶ風の流れ。暑さも寒さも感じさせない不思議なあの感覚。火と風の要素な感じ、最近の自分の「圧」を考えるとそのイメージもしっくりくるような気がした。

 

・福島旅行では左脳の限界を思い知らされた。これまでのあらゆるギフトはほとんどが予測(期待)の範囲外からもたらされていた。改めて生き方を変えていこうと思った。何も決めつけない。

 

・電車から見える川が好きなのは、垂直に何かがクロスして交わるという概念を感じるから。それが好きなんだとわかった。川だけでなく、幹線道路とかも。橋の上からそれらを見るのも好きだし。

 

・カンペキネスがなぜカンペキなのかわかったかもしれない。「法」から引き出してきて、「法」の通りにそこにある、「その通りだ!」という感覚かも。瞬間にピッタリハマる感じ。

 

・現状に満たされていることと何かを「望む」ことの両立が良くわからなかったけど、「望む」ことは不足を見つけることではない。むしろ出発点は現在ではなく、未来に「こうなっている」という確信で、未来から飛んできたものを「望み」として受け取っているということ。知っている物語を引っ張ってくる、掘り出していく作業という感じ。

「望み」はエゴがひねりだすものとはちがう。しいて言うなら、知っている物語の中から何を選ぶか、そこに何を見るのか、どのように掘り出していくのか。それが創造性というか、魂の自由ということな気がする。いつもよろこびからよろこびへ。

 

・星のあめ玉。とにかく「共同創造」なんだ。その感覚、よろこびが大事。「うまく踊ってやろう」ではなく、愛していると伝えたい。笑顔を見たい、わたしも思わず笑顔になる。ときに目が見えなくなって、うまく踊れなくなっても、それでも焦らずに音楽に耳を傾け、あなたのことを感じていたら、また大丈夫になるし、なによりも、あなたのことが好きです。だからあなたと踊りたい。きっと必要なのはその気持ちだけだ。今ここにあなたが共にいてくださること。それがどれほど幸せなことか…!

 

・これから重要な変化が起こるよというお知らせがあるとき、自分のせいで計画が変わってしまったらどうしようという恐怖が強くて自分の軸を見失ってしまいやすい。前にも何度かこういうことがあった。これは本番前の緊張や不安に似ている気がする。いったんそうだと気づけば、今までもずっと、本当に肝心な時には「それ」ができていたんだとわかる。「それ」=恐れを手放すこと、コントロールしようとせず委ねること。

宇宙への信頼は自己への信頼と同じ、両輪。結果がどうなろうと、なったものが自分であって、自分にふさわしい未来が来るのだと知っている。

 

・わたしはわたしができることを淡々とやっていくだけ。意図と行動を一致させる!火を土に。エネルギーを型に流し、現象界で実現されるように動くのが、わたしの役目であり、わたしの表現であり、わたしそのもの。わたしはそうやって生かされている。意図は大小さまざまに、長いスパンで多くの人が関わるものから、目の前の他愛のない行動選択まで。

 

・これまでに書いてきたいろいろな表現が改めてつながった。毎日が愛する人とのデート、バクティ、「だから君は私なんだよ」、呼びかけに応じて躍り出る(火の発見)、日常に愛を注ぐ、瞬間の観察と創造、今この瞬間にあふれ出る愛をどう表現したいか…この器を使ってどれだけ表現できるか?

 

・長いことネイタルのさそり座コンジャンクションポジティブにとらえられずにいたけど、ようやく日の目を浴びる。

さそり座についてさらに考察を深めた結果、「人智を超えた存在になりたい」(冥王星的)=恐怖を喚起したい、畏れられたい=支配 というつながりなんだということがわかった!

それと自分の太陽とASCを合わせてみたとき……到底受け入れられないような物事をも笑って歌にしてしまうような、アランプライスのJusticeこそが理想形なんじゃないかと思いついた。不敵な笑み。絶対に倒れない存在。黒・闇に対する「特異的転倒」。

人々が恐れるほどに世界を、宇宙を深く愛していること。四六時中エクスタシスを感じていること。その姿からにじみ出る色気。そうして自分が自分でも美しいと感じる状態で、その美を外側に押し出していくことができるのが天秤座の才能でもあり。自分がよろこんでそうあることで輝き、結果的に好感度はあとからついてくる。

 

・容姿に関しても変化のタイミングらしくいろいろ考える…メイクもファッションも、自分を犠牲にして他人の愛を得ようとしてきた昔のトラウマが根強く結びついてしまっている。他人に愛される、洗練されていることを望む天秤座と、人を圧倒したい蠍座と、性的さを感じさせない見た目の双子ASCの見事な不協和音…。

メイクもヘアセットも、やればやるほどにもとの素材が好きな気持ちが蹂躙される。この双子の身体が好きなのに、蠍のものを身に着けようとするから傷ついてしまう。そうして蠍金星が悪いのだと、日陰者にされてきた蠍こそが金星=女性性♀であり、わたしの女性性はボロボロになっていた。傷ついた火星♂を癒すと言っていたけど、♀もなかなかだね。

 

・蠍が「隠れていたものを出現させる」(そのことで恐れさせる)ということなら、むしろ意外性を魅せる方が楽しい(満たされる)と気づき、少し解決の兆しが見えてきた。

 

・金星ばかりに自覚があり、木星が謎だったけど、氷解した!検察になりたかったときの根源的な動機に繋がっていた。「人を壁にぶち当たらせる」→「隠れていたものを出現させる」「恐れに直面させる」。そしてそのことによって「成長」させる!成長を促す起爆剤になろうとしているんだ。成長・拡大こそ木星の意味そのもの。やっぱり、この器を表現するのに必要なものはあらかじめすべてそろっているんだなあと感動する。

そして木星も火星と同じで、目指すというよりは勝手に実現されているという方が自然な気がした。