アルケスの雨

あなたは愛するすべてとなってわたしをよろこばせる

2022年12月の日記 ~大切にしているもの、原点についてのメモ

 

・夢の中でも、認識の瞬間に過去が出現するのを感じた。記憶がその場で生成される。

それに夢の中ではそこで自分が思い描いたシーンがそのまま映るので、入れ子状態も起きやすい。未来を想像して楽しみに思ったり、過去の経験を思い出したり、その両方に区別もつかない。

ここ現実でも、目の前と頭の中を同時にフォーカスすれば、夢の中と同じように「複数の出来事が同時に存在する」ことになる。猶更Here とThere に区別はないと実感する。

今ここにいるこの人はこうなのだ。神さまが貸してくださっている。

 

・エネルギーをむやみに散らさずに愛する練習。獣性にとりこまれず、去るのをただゆっくりと待つ。与えたい、捧げたいと心から想う感覚が生じるまで、待つ。より純粋になり、あえて何かを思い描いたりする必要もなく、光を感じることに身を任せる。

 

・「どうしよう」と思い悩むのは、恐れがあり、それをコントロールしたいという欲の表れ。

 

・アストラルを自分のものにするにはひとつひとつに感情的に反応しない(振り回されない)ことが重要。

 

・他人の内側の問題には干渉せずただ観察するしかない。他人自身の欠乏感がこちらに投影されたとしても、それはこちらの落ち度ではない。

(むしろそういうときこちらに違和感がある場合は、それはこちら側の問題である。「他人のせいで自分の違和感が解消しない」ということはあり得ない。:追記3月)

 

・何もかもはすべて今ここにしかない、ということをすぐに忘れて「月」は眠ってしまうので、眠りから起こすために一連の改変が起きているようにすら思う。何一つ所有(保存)できないということをいまだに思い知らされる。

 

・満月の光の中で嗅ぐバラの香り。どんなアロマにも再現できない、自然な草花の香り。生命の匂い。抱き寄せられるような感覚。寝る前に布団の中から「おやすみ」と告げると、たちまち距離を超えて香りが届いてくる不思議…愛している。

 

・先生の左肩を撫でたらサラサラと木々の葉がこすれ合うような音がした。言葉にならない、いろいろな不思議な感覚に、やっぱりそこにいてくれているんだなと幸せな気持ちになる。

 

・夏に書いていたバケットリストを見直したら半分くらい変わっていた(達成したのもあるし)。そもそも「誰かと一緒に」やりたいことがいくつかあったことに驚いて、知らぬ間に自分がかなり変化したことを知った。どれも一人で十分だ。逆に、誰かが「いてもいい」。どちらでも良くなった。ようやく梅津さんが書いていたような状態になれたのかも。一人であることにこだわる必要もなく、共有や承認の必要もない。

 

バケットリストの半分が変わっても、根本的に大切なものは変わらない。木や土や草花の香り。ナッツやカカオやコーヒーの香り。雨の音、雷の音、風の音、嵐の匂い。火の光と風に揺れる葉、「風景」。

黄土色の壁、サーモンピンクのアクセント、白いペンキで塗った木の家具。風の通る窓の大きなリビング、天窓から入る光。ローズマリー、マジョラム、サンダルウッドを合わせたような、潮風のようなイメージ。鳥のさえずり。ファントムクォーツ。

 

・わたしの愛する存在はあらゆるものとなってわたしと共に在る。生きることはデート。キャッチボールのように未知を楽しんでいく。「どんな未来も世界線も、すべて同じひとつのあなただから」と書いたことを思い出す。

 

・先生の器のことであれこれ拘泥したとき、「あらゆるものとなってわたしのそばにいる」のは、それこそHere でもThere でも変わらないんだと気づいた。そのときに最良と思われるかたち(器)をとり、あたたかい光で満ちている…。

 

土星が「この肉体生命を、この物質界において維持させる在り方」について示しているのなら、トランスサタニアンも同じことがパラレルに言えるのでは。

天王星エーテル体の、海王星アストラル体の、冥王星はメンタル体の、それぞれの在り方について個別のパーソナリティーに合ったタイプがホロスコープのサインに示されているのかもしれない。

たとえばわたしなら、しっかりとした骨組みを持ち、輪郭を与えたエーテルやアストラルで過ごすことが鍵、とか。